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学士課程アドミッション?ポリシー

2024年7月10日更新

お茶の水女子大学の教育とアドミッション?ポリシー

お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、総合的な教養と高度な専門性を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。そのため、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育、専門教育における複数プログラム選択履修制度、およびキャリア教育を3つの柱とする教育を展開しています。複数プログラム選択履修制度では、将来のキャリア展望や関心に応じて、専門教育プログラムを履修します。第1のプログラムとして、所属する学科の開設する「主プログラム」を履修します(必修、入学した学科のものを選択)。次に第2のプログラムとして、専門領域に深く特化する「強化プログラム」、他の専門領域を横断して学ぶ「副プログラム」、領域融合型?学際型の「学際プログラム」のいずれかを選択し履修します(選択必修)。また文教育学部芸術?表現行動学科及び生活科学部食物栄養学科では、それぞれの教育目標にそった4年一貫の「専修プログラム」を設けています。各自の目的や関心にそって、主体的に学修することができます。
お茶の水女子大学では、すべての女性が年齢?国籍などにかかわりなく自立した女性として、生涯にわたって多様に活躍できるキャリア形成の場を提供しています。知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。

学部のアドミッション?ポリシー
(総合型選抜(新フンボルト入試)、学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜、一般選抜、私費外国人留学生特別選抜)

文教育学部

文教育学部は、人間と文化と社会に迫る、人文?社会系の総合的な学部です。人間は、過去から現在に至るまで地球上のさまざまな地域で、言語をはじめとする文化や科学技術を創造し、政治、経済、教育などの諸社会組織を発展させてきました。人間と文化と社会を理解するためには、時間軸と空間軸の上に現代社会を位置づけ、マクロからミクロに至る多次元的なアプローチが必要です。
高校での学習は、その後の人生を「よく生きる」ためのものです。本学部志望者には、高校において文科系の科目はもちろん理数系の科目まで幅広く、同時にどん欲に深く学習することを望みます。
さまざまな領域や場で、リーダーが求められています。人間の思考や行動、表現に強い関心を持ち、意欲と能力と個性に富んだ皆さんが志望することを期待します。

理学部

理学部は、基礎科学の分野を研究対象として、主に自然界の原理や法則の追究を行うところです。女子大学の数少ない理学部として、知的好奇心溢れる女性を受け入れ、次世代のリーダーあるいは中核となる人材を育成し、社会に輩出することを目指しています。
本学部志望者には、高校において、理系科目(数学、理科〔物理、化学、生物〕)を学び、論理的思考力を身につけるようにすること、及び、自然科学の基礎知識を習得しておくことはもちろんのこと、文系科目(英語、国語、社会)も幅広く履修し、筋道の立った文章が書けることなどが望まれます。
「総合型選抜」「帰国生徒?外国学校出身者特別選抜」においては、志望学科に関係する各種コンテストなどで活躍した実績も評価します。

生活科学部

生活科学部は、人間生活における人間と環境との関係について、多角的な視点から見つめ直し、真にバランスの取れた人間の生活とは何かを探究する学部です。自然科学、人文科学、社会科学の3つの視点から、多面的に問題を考える姿勢を養うことが必要とされます。生活科学部では、それぞれの専門を深めるばかりでなく、文理融合の学部の特性を生かして、他の専門分野にも関心を持ち、多面的で総合的な視点から現実の人間生活の問題に取り組む力を持った、社会の多方面で活躍できる女性リーダーを育成することを目指しています。
高校における全ての科目が、大学での勉強に必要な基礎となりますので、志望学科の別を問わず、家庭科、芸術科、保健体育を含め、オールラウンドの学力を身につけておくことを期待します。

共創工学部

共創工学部は、幅広い自然科学?人文学?社会科学的教養と、工学とデータサイエンスの専門性を協働させることで、新たな価値を創出し社会でその成果を実践することを学ぶ学部です。これまで工学領域では様々な技術が開発され、その成果として私たちの生活は豊かに便利になってきました。しかし、その一方で環境負荷の増大や格差の拡大など、様々な社会上、倫理上の課題も浮上し、現在は、多様な人びとを包摂し、環境に優しい新発想の技術が社会で強く求められるようになっています。
この社会の要請に対し、本学部では、次のような学生を求めます。
1. 工学専門領域が連携しながら、人文学?社会科学と協働し、新しい技術や文化を創り、社会との対話を通じて新たな価値を実践?普及するグローバルリーダーを目指す人。
2. 自然科学?工学と人文学?社会科学の協働、データサイエンスやICT(情報通信技術)に強い興味を持つ人。
3. 科学技術を用いた社会や文化のイノベーションの推進に意欲を持つ人。

入学者選抜方法
(総合型選抜(新フンボルト入試)、学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜、一般選抜)

お茶の水女子大学では、総合的な教養と高度な専門性を身につけたグローバル女性リーダーを養成することを教育目標とし、「総合的な教養(教養知)」「高度な専門性(専門知)」「実践力(実践知)」「グローバル?リーダーシップ」の4つを学習目標として掲げています。リーダーとは、自ら考え、判断し、行動し、多様性をみとめ、協働できる人です。
つぎの4種類の入学試験を実施し、4つの学習目標を達成する基盤となる力として、「知識?技能」「思考力?判断力?表現力」「主体性?多様性?協働性」の3つの要素を、多面的?総合的に評価します。

総合型選抜(新フンボルト入試)

まずプレゼミナールで志願者に大学の授業をじかに体験してもらい、そこでのレポートや他の提出書類を評価して第1次選考を行います。(理系学科志願者にはプレゼミナールは課さず、出願書類にて選考します。)第2次選考では、文系は本学附属図書館の文献や資料を駆使しつつレポートを作成します。また、グループ討論や面接を通じて論理力や課題探究力、独創性などを評価します(図書館入試)。理系は各学科の専門性に即した実験や実験演示、データの分析等の課題を課したり、高校での学びを活かした課題研究発表などを行い、探究する力を見ます(実験室入試)。その成果やプロセスを評価することで、いわゆるペーパーテストで測れない潜在的な力(ポテンシャル)を丁寧に見極めます。単なる知識(暗記)量の多寡ではなく、その知識をいかに「応用」できるかを問う入試です。

学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

出願書類によって第1次選考を行います。第2次選考は、志望学科による小論文や論述試験と面接(口述試験を含む。)によって、基本知識をもとにした思考力、専門分野への関心、表現する力などを総合的に判定します。なお、芸術?表現行動学科では、実技検査によって、入学後の専門科目に必要な能力を判定します。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、外国における学校生活から学んだこと、及びそれを本学入学後どのように活かそうと考えているのかが問われます。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストでは、高校で修得すべき幅広い基礎知識と基本的な思考力を評価します(6~7教科)。個別学力検査では、専門分野の内容を理解し、さらに掘り下げるために必要な教科について(文系では外国語、国語又は数学、理系では外国語、数学、理科)、知識と思考力?表現力を評価します。なお、芸術?表現行動学科では、実技検査によって、入学後の専門科目に必要な能力を判定します。
外国語(英語)では、ある程度の長さの英語の文章について、語句や文法に関する基礎的知識を見るとともに、和訳や説明などの設問、またその他の応用的設問を通じ、文脈を含む内容の理解度を測ります。また、英語による要約や説明を求める問題も出題します。
国語(現代文?古文?漢文)では、読解の基本となる基礎的知識を問うと共に、長い文章の論旨や構造を素早く的確に読み取る思考力、またそれを的確に記述する表現力を測ります。それに加えて、提示された問題に対して、自分の経験?知識をもとに主体的な論述を展開する力も求めます。
数学では、基礎学力を試す標準的な問題とともに、自分で数式を立てる能力や、さらに思考能力を広く試す問題も出題します。答えがあっているかどうかだけではなく、筋道を明確にして、数式を使って小論文を書くつもりで答案をかけば、高い評価をうることができます。
理科(物理、化学、生物)では、基礎的な知識とともに、様々な自然現象や物質の性質を科学的視点から理解し論理的に説明できる力を判定します。また、与えられた条件から科学的思考に基づき最適な結論を導き出す力も評価します。
入学者の選抜は、以上の本学が課す大学入学共通テスト、個別学力検査、実技検査の結果及び調査書等の提出書類の内容を総合して判定します。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テストでは、高校で修得すべき幅広い基礎知識と基本的な思考力を評価します(3~7教科)。個別学力検査では、志望学科による小論文や論述試験や面接によって、基本知識をもとにした思考力、専門分野への関心、表現する力などを評価します。なお、芸術?表現行動学科(音楽表現専修プログラム)では、実技検査によって、入学後の専門科目に必要な能力を判定します。
入学者の選抜は、以上の本学が課す大学入学共通テスト、個別学力検査、面接(口述試験を含む。)、小論文、論述試験、実技検査の結果及び調査書等の提出書類の内容を総合して判定します。

教養知

専門知

実践知

グローバル?リーダーシップ

知識?技能

思考力?判断力?表現力

主体性?多様性?協働性

総合型選抜(新フンボルト入試)

プレゼミナール(文系学科のみ)、
調査書、
英語検定試験

文系:図書館入試

理系:実験室入試

グループ討論、面接、志望理由書、
活動報告書

学校推薦型選抜

帰国生徒?

外国学校出身者

特別選抜

調査書、英語検定試験、

実技検査*

小論文、論述試験、面接(口述試験を含む)

志望理由書、推薦書、面接

一般選抜

前期日程

大学入学共通テスト、個別学力検査

実技検査*

個別学力検査

調査書

一般選抜

後期日程

大学入学共通テスト、個別学力検査

実技検査*

小論文、論述試験、面接(口述試験を含む)

調査書、面接

*文教育学部 芸術?表現行動学科

学科のアドミッション?ポリシー (学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜、一般選抜)

文教育学部

人文科学科

本学科は、人類のさまざまな歩みの中から、未来の英知につながるあらゆる現象を広く文化としてとらえる人間の知の総合学を志しています。深く幅広い知識を修得し、それらに立脚したオリジナルな問いを自ら見つけだし、必要な資料?データを粘り強く収集?整理したうえで、独自の論理を築きあげる力。勉学を続けていく場合でも、社会に出て活躍する場合でも必ず求められるこうした総合的な力を広く養成することが、本学科の目標です。
高校では、様々な教科や科目について幅広く学ぶと同時に、自分の関心を持ったテーマについて自主的に読書や調査を行うことを通じ、知的探究の面白さを経験してきてほしいと思います。いわゆる「指示待ち」型ではなく、物事を多面的に考えられる柔軟な思考力を持ち、独創的な解に到達しようとする意欲のある学生の皆さんの入学を希望します。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

第1次選考合格者に対し、第2次選考を行います。第2次選考では、自分が学びたいと考えている専門分野(哲学?倫理学?美術史、歴史学、地理学)についての基本的知識や考え方(問題意識)、意欲や資質などを見るため、小論文と面接(口述試験を含む。)を課し、総合的に合否を判断します。
[小論文]課題文や資料を読んだうえで、設問に沿って論述します。課題文?資料の内容を十分に把握し(読解力)、自分なりの論理を組み立て(論理展開力や独創性)、それを適切かつ表現豊かに論述できるか(表現力)、を評価の対象とします。
[面接]質疑を通して、将来の勉学の計画や自分の考えなどを明確に持ち、かつそれを的確に表現できるかといったコミュニケーション能力を見ます。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、外国における学校生活から学んだこと、及びそれを本学入学後どのように活かそうと考えているのかが問われます。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかどうかを判断します(6又は7教科8科目)。個別学力検査(外国語および国語又は数学の2教科)によって、大学での学修に必要不可欠な基礎的知識と思考力?表現力を評価します。

一般選抜 後期日程

より個性的な学力を見るために、大学入学共通テストの得点の高い方から順に3教科?科目を利用し(150点)、本学の試験(100点)との合計で合否を判定します。
本学の試験では、英語の課題文を読んだうえで、設問に従って論述するという小論文を出題します。この試験では英和辞書(電子式を除く。)の持ち込みを認めています。なぜなら、ここでは英文の逐語訳ができるかどうかよりも、全体の文意を的確に捉えることができるか(英語の読解力)という点を重視しているからです。加えて、発想の独創性、論理構成力、豊かで正確な文章表現力といった点が評価の対象となります。

言語文化学科

皆さんは学校て?は主として国語や外国語の授業て?文学や言語に接してきました。そしてそれ以上に、生まれてから現在まて?の家庭生活や社会生活の中て?、言葉を操る力を獲得し、心を揺さふ?る文学作品に出会ってきたことて?しょう。
言語文化学科て?の学習?研究(日本語?中国語?英語?フランス語の各言語文化圏の言語?文化?思想や交流)を通し?て、皆さんは漠然とした感動や疑問を明確な言葉で表現し、さらにそれを説明、解明していく方法を学びます。その学びにより、文学、言語およびその習得の面白さや不思議さを新たに発見、追究し、幅広い教養、高度な専門性と実践力を身につけることができるでしょう。
言語文化学科では、「ことは?」というものの面白さに興味を持ち、そこに何かを発見したいと思っている皆さん、洗練された語学力を身につけて広い世界へ足を踏み出そうと考える皆さん、また「文学?芸術」か?好きて?、たた?鑑賞するた?けて?なく「その先」へ進みたいと思っている皆さんを歓迎します。そのような知的行為に興味を持ち、そのための訓練に耐えられるた?けの、十分な基礎学力と、旺盛な知的好奇心と、言葉への愛着を持ち、主体性と協働性を持って行動できる学生を求めます。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

学校推薦型選抜では、 日本語?日本文学、中国語圏言語文化、英語圏言語文化、仏語圏言語文化のいずれかのプログラムの学習と研究に特に強い興味と意欲を持ち、それらを主プログラムとして希望する志願者を求めます。
選考は書類による第1次選考と、小論文及び面接(口述試験を含む。) による第2次選考に分かれます。第2次選考の小論文では、それぞれの志望分野に相応しい読解力や表現力、論理の展開力、志望分野に対する関心や問題意識の高さなどを評価します。面接では、質疑を通して自らの志向?個性などを相手に的確に伝えるコミュニケーション能力や自己表現力を見ます。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、外国における学校生活から学んだこと、及びそれを本学入学後、中国語圏、英語圏、仏語圏などの言語文化の研究にどのように活かそうと考えているのかを問います。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかと?うかを判断します(6又は7教科8科目)。 個別学力検査(国語および外国語の2教科)によって、大学て?の学修に必要不可欠な基礎的知識と思考力?表現力を評価します。

人間社会科学科

人間社会科学科における、人間の発達 (教育科学)、人間の意識や行動の社会的側面(社会学)、子どもが育つ環境や文化 (子ども学)という3つの専門領域に共通しているのは、自分を含めた「人間」に対するあくなき好奇心です。人間に関わる諸問題を学問的に解明し、そこで得られた知識を実際に役立てていきたいと考える学生の進学を期待します。
高校ではさまざまな教科や科目について幅広く学んでください。特に、国語?英語(外国語)?数学は、大学での学修と研究にとってたいへん重要な基礎的能力を育成するのに役立つでしょう。このほか地歴?公民や理科の学習を通じて、人間について深く考える姿勢と能力を身につけた学生を歓迎します。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

教育科学主プログラム又は子ども学主プログラムの学習に強い意欲と関心を持つ人を募集します。
第1次選考では、志望理由や入学後の学習計画が本学科の受入方針と合致しているかどうかを中心に判定します。第2次選考では教育科学又は子ども学に関する小論文試験及び口述試験によって総合的に判断します。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、口述試験において外国における学校生活から何を学んだのか、及びそれを本学の入学後にどのように活かそうと考えているのかが問われます。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかどうかを判断します(6又は7教科8科目)。個別学力検査(外国語および国語又は数学の2教科)によって、大学での学修に必要不可欠な基礎的知識と思考力?表現力を評価します。

一般選抜 後期日程

幅広い基礎的教養のほか個性的な学力を見るために、大学入学共通テストの6又は7教科に加え、小論文を採用しています。小論文では、「読み、思考し、表現する」能力などが評価の対象となります。

芸術?表現行動学科

本学科は、人間の芸術及び表現行動としてのパフォーマンスとその学問的研究との両方を、同時に追究しようとする貪欲な人を求めています。本学は小規模ながらも総合大学ですから、その特性を十分に利用して、「自ら」多様な可能性を切り開こうという積極的姿勢が要求されます。
本学科では、舞踊や音楽の理論と実技の双方の習得を目的とし、4年一貫で履修する専修プログラムを設け、複数プログラム選択履修制度をとっていません。受験の際に選択したコース(専修プログラム)を履修します。

舞踊教育学専修プログラム

本専修プログラムは、舞踊を中心にスポーツから日常動作にいたる人間の身体活動や表現について、理論と実践の両面から積極的に研究を進めることのできる、両者のバランスの取れた、エネルギッシュな人材を求めています。舞踊は高校で学ぶ全ての教科と関連していますので、幅広く学習を進めてください。その上で、保健体育、国語及び英語については特に重点的に学習し、基本的な運動能力、文章表現力、英文の読解力をきちんと身につけてきてください。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

第1次書類選考合格者に対し、小論文?実技検査?面接(口述試験を含む。) を行います。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、第1次書類選考合格者に対し、面接にて、外国での学校生活において体験したこと?学んだことと自身の舞踊との関わりなどに関しての質疑応答があります。合格判定は、出願書類と第2次選考の成績を総合して行います。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかどうかを判断します(6又は7教科8科目)。個別学力検査(外国語および国語又は数学の2教科)によって、大学での学修に必要不可欠な基礎的知識と思考力?表現力を評価します。実技検査によって、入学後の専門科目に必要な能力を判定します。

音楽表現専修プログラム

音楽は人間の感性に関わるとともに、高度に知的社会的な活動であり、人間の営みに深く根づいています。本専修プログラムは、勉強も実技もきちんとやってみたい、そんな贅沢な悩みを抱えている人に開かれています。高校で学ぶ教科は全て重要ですが、音楽は言うまでもなく、英語と歴史はしっかりと身につけてきてください。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

第1次書類選考合格者に対し、小論文?実技検査?面接(口述試験を含む。) を行います。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、面接にて、外国での学校生活において体験したこと?学んだことと自身の音楽との関わりなどに関しての質疑応答があります。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかどうかを判断します(6又は7教科8科目)。個別学力検査(外国語および国語又は数学の2教科)によって、大学での学修に必要不可欠な基礎的知識と思考力?表現力を評価します。実技検査によって、入学後の専門科目に必要な能力を判定します。但し、実技検査全科目の平均点が6割に満たない場合は不合格となります。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかどうかを判断します(3教科4科目)。実技検査によって、入学後の専門科目に必要な能力を判定します。但し、実技検査全科目の平均点が6割に満たない場合は不合格となります。

グローバル文化学(環)プログラム

グローバル化する現代社会の課題を、①地域研究?地域文化、②多文化交流?多文化共生、③国際関係?国際協力、という3つの領域を組み合わせることで、動態的に捉え、実践的に学んでいこうというのが、グローバル文化学のコンセプトです。文教育学部の3つの学科(人文科学科?言語文化学科?人間社会科学科)のいずれの学生も、主プログラムとして選択できます(各学科の学生数の15%程度を上限とします)*。このプログラムの学修を希望する人は、自分の関心や得意分野にそって、受験する学科を選んでください。
*ただし、人間社会科学科は教育科学?子ども学コースを除きます。

理学部

数学科

数学は、あらゆる現象の背後にある数や図形の永久に変わらない真理を追究する学問です。それを学ぶことで、魂を揺さぶる美しいものや実生活で役に立つものに出会い、また世界を見通すための厳格な論証法を身につけられると考えます。
このような観点から、数学科では主に以下のような目標を持った人を求めます。
?教師や研究者のように数学を職業としたい人
?数理的な素養を生かして社会を支える仕事につきたい人
?とにかく数学に対して意欲を持って勉強したい人
志願者に求めるのは以下のことです。
?高校での数学を十分に理解し、大学での講義に必要な数学の知識を身につけている。
?文章から数学的な意味を読み取ることができる。
?自分の考えを数学的、論理的な文章に表現して相手に伝えられる。
入試問題について:
数学については、学習指導要領の趣旨を踏まえて、高等学校の生徒が教科書の中から論理的に思考して直ちに理解できる事項を出題範囲とします。

選考方法
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

書類選考のほか、面接(口述試験を含む。) を行います。面接ではあらかじめ数学的内容の質問事項をいくつか提示し、考えを整理する時間を設けます。その上でそれらについてどのように考えたかなど色々なことを質問します。基本的なことがらを筋道正しくきちんと考えることができ、かつ説明できるかが試されます。加えて、外国における学校生活から何を学んだのか、及び本学入学後それをどのように活かそうと考えているのかを訊ねます。合格の判定は提出書類(高校での成績、志望理由書など)と面接の結果を総合して行われます。

一般選抜 前期日程

基礎学力を試すために標準的問題を多数、そして柔軟な思考能力を試す問題を少し出題します。標準的問題は、「答えが合っているかどうか」という問題を解く能力を見るだけでなく、上記のように「論理的な文章の読み書き」の能力を調べるためのものです。数学に限らないことですが、自分の考えを説明するには筋道を明確にして議論をすすめなくてはいけません。ですから、受験者は数式を使った小論文を書くつもりで答案を書けば、高い評価を得るでしょう。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テストのみを課しています。高校で学ぶ数学の基礎的事項を正確に理解し応用できる力、基本的な計算を確実に行える力を身につけているかどうかを判断するために大学入学共通テストの数学の力を重視して選考します。また、外国語で書かれた数学の文献を読む必要性や国際的にも活躍する人材の養成という趣旨を踏まえ、大学入学共通テストの外国語を選考に用います。 

物理学科

自ら考えて問題を見つけ出し、自ら考えてこれを解決する学生を希望します(もちろん、必要になれば教員の適切な助言及び指導を受けることができます)。また、豊かな人間性とともに、他人との協調性に優れた人格が望まれ、忍耐力も必要です。
卒業後には物理学の勉学を通して培った、「物事の法則を発見しそれを応用する能力」を各方面で発揮し、社会において指導的役割を果たす女性となることを期待しています。しかしながら究極的には、「物理学を学んで生き生きと充実した人生を送ること」が最も大切と考えています。

選考方法
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

高等学校の調査書等に加えて本人が記載する志望理由書の内容が、物理学科のアドミッション?ポリシーに合致するかどうかを重視しています。補足資料(自由研究レポート、実験ノート、それまで関心を持ち続けたテーマについて考えをまとめたノート等のコピー)の添付を認めているのも、自ら考えて問題を見つけ出し、自ら考えてこれを解決する学生を発見したいためです。
第1次選考合格者に対しては、2種類の面接(口述試験を含む。) を課しています。別室で解かせた計算問題に関する質疑応答から計算力と理解力を問う口述試験(20分間)と、様々な物理現象を直観的に説明させることから自由な発想力と直感力を問う口述試験(20分間)の2種類がこれにあたります。合否は出願書類と2種類の面接に加えて、外国における学校生活から何を学んだのか、及びそれを本学に入学後どのように活かそうと考えているのかを問います。

一般選抜 前期日程

豊かな人間性を持つ志願者を得るために、大学入学共通テストから幅広い教養を身につけているかどうかを判断します。また本学の物理の試験では、単なる公式の暗記力を見るのではなく、「物事の法則を発見しそれを応用する能力」を判定するために、様々な工夫を凝らした問題が出題されます。このような能力を発揮するためには、数理的な解析力や表現力が必須です。そのため数学の試験を課しています。

一般選抜 後期日程

後期日程では、大学入学共通テストのみを課しています。これは、幅広い教養を身につけた学生をバランスの取れた出題問題から求めようとするものですが、物理学科のアドミッション?ポリシーに従って、物理学と数学の試験を重視しています。

化学科

化学は、原子?分子をなかだちとして自然科学のあらゆる分野と密接に関係しており、その領域は数学?物理学の理解が不可欠な分野から、さらに生物学や地球科学の知識の必須な分野まで広がっています。
したがって、化学科の志願者は、高等学校では化学のほかにこれらの基礎となる科目、特に、数学?物理?生物を幅広く履修して、論理的思考力や自然科学の基礎知識をしっかり体得しておくことが望まれます。また、英語で書かれた文献を読みこなす語学力も要求されますので、高等学校での英語の十分な学習が必要です。
入学後には、専門の学習や研究の基盤となる実験能力を養うため、学生実験を重視しています。
なお入学後、化学科専門科目では、化学及び数学IIIの内容を理解していることを前提に授業を行うので注意してください。

選考方法
一般選抜 前期日程

大学入学共通テスト及び本学の個別学力検査を課しています。大学入学共通テストでは、化学を中心とした幅広い基礎知識と理解力を身につけているかどうかを判断するため、理科にウエイトを置きつつ、数学、外国語、国語などの試験も重視します。さらに、本学の個別学力検査では、化学の知識と理解力などの基礎学力ばかりでなく、筋道を立てて考える論理的な思考力や、答えに至るまでの自分の考えを正しく表現する能力も判定します。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テスト及び本学の個別学力検査を課しています。大学入学共通テストでは、前期日程と同様に、理科にウエイトを置きつつ、数学、外国語、国語などの試験も重視します。また、本学の個別試験では、論理的思考力と科学的表現力を問う論述試験を行います。

生物学科

生物学では、多種?多様な“生き物”の複雑で多様な生命現象を研究します。そのためには、いろいろな視点から考える柔軟な思考力とそれを支える幅広い基礎知識が必要です。したがって、高校生時代を通して、理系、文系を問わず、教科科目を幅広く学び、論理的思考や知的好奇心をはぐくんでいることを希望します。また、“生き物”の複雑で多様な生命現象を観察し、“生き物”と忍耐強く対話し、自ら考え、自ら問題を見つけ、試行錯誤しながらこれを解決する意欲とパワーを持つ学生を希望します。“生き物”に関する理解と関心を深め、より豊かな知の財産を築ける人に育つことを期待しています。

選考方法
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

多様な領域を含む生物学を学ぶには、多彩な才能の持ち主を期待します。第1次選考合格者に対し、論述試験と面接(口述試験を含む。) を課します。論述試験では、生物学を中心とした科学の基礎知識、科学的文章の読解力、論理的表現力を判定します。面接では、面接担当教員との質疑応答を通して、自らの生物学の知識と考え方、社会に向き合う態度、将来への明確な展望、思考能力、個性や才能等、さらに、これらを面接担当教員に的確に伝える能力を重視します。合格判定では、出願書類と第2次選考の成績に加えて、外国における学校生活から学んだこと、それを本学入学後にどう活かそうと考えているのかが重視されます。

一般選抜 前期日程

生物の基礎知識や考え方を判定しますが、それだけでなく、データや図形を理解する能力、それらを組み合わせて考える能力も判定します。さらに、数学、物理学、化学の論理と知識も重要と考えています。したがって、数学と物理?化学(選択)の試験を課しています。また、学年が上がるにつれて外国語の文献や本を読んだり、外国語で研究成果を発表したりする機会が多くなります。そのため、外国語試験を課しています。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テスト及び本学の個別学力検査(面接(口述試験を含む。)を課しています。
大学入学共通テストでは、科学に関する幅広い知識と考え方を身につけているかを判断するために、理科に重点を置きます。面接では、面接担当教員との質疑応答を通して総合的な思考力を判断します。それと同時に生物学を学ぶ意欲も重視します。

情報科学科

情報科学はコンピュータの出現によってその存在と価値が確かめられた「情報」とよばれる概念を、エネルギーや物質と並ぶ世界の主要な構成要素として認識し、その生成、管理、利用に関する原理を探究する新しい学問分野です。今日、その応用は自然科学や工学のみならず、社会科学や人文科学にも及んでいます。
この奥深さを理解し、これまでの成果を学びたい人、さらに今後の進展に積極的に貢献したい人にぜひ進学してきてほしいと思います。情報科学は、これまでの数理科学や自然科学の考え方を偉大な先達として独自の方法論を展開しようとしていることから、広くかつ深い理系のセンスが問われます。
情報科学を通じて21世紀の科学技術を支えるのは自分たち女性だと心底思っている人、あるいは思いたい人、あるいはそう言われて「そうなんだ」と今気づいた人を大歓迎します。

選考方法
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

高等学校長作成の調査書等に加えて本人が記載する志望理由書の内容が、情報科学科のアドミッション?ポリシーに合致するかどうかを重視しています。また第1次選考合格者に対しては、筆記試験及び口述試験を課しています。筆記試験では、理系の基本的な能力を問うための数学の試験と、表現力及び自分で考えながら論述する能力を問うための小論文を課しています。口述試験では、入学後の必修講義に対応できるだけの数学等の学力が備わっているかどうかを判断します。さらに外国における学校生活から何を学んだのか、及びそれを本学科に入学後どのように活かそうと考えているのかも問われます。 合格判定は、出願書類を参考にしながら、筆記試験の合計点と口述試験の内容を総合して判断しています。なお、情報科学科に入学後の講義は高校における数学IIIの知識と外国語(特に英語)能力を仮定して行われます。

一般選抜 前期日程

豊かな人間性を持つ志願者を得るために、大学入学共通テストから幅広い教養を身につけているかどうかを判断します。先に述べたように、情報科学は奥行きの深い学問であり、高校時代には理数系全般を学んで来ることが望まれます。そのため本学の情報科学科の試験では、理科系の選択で数学、物理、化学及び生物の4つの試験から2科目を選べるようにしています。また、理系において数学は基本的な能力であり、本学科の試験でも数学を重視しています。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テストと本学独自の数学の素養を問う論述試験を課しています。
大学入学共通テストを課すことは、幅広い教養を身につけた学生をバランスのとれた出題により求めたいという趣旨ですが、情報科学科のアドミッション?ポリシーに従って、数学、理科と外国語の点数を重視しています。また、本学独自の論述試験は情報科学を勉強するために必要となる数学の素養を持った学生を求めたいという趣旨に基づいています。

生活科学部

食物栄養学科

食物栄養学科は、豊かな食生活や健康な社会の実現に向けて、食物と栄養や健康に関する科学的視点と実践力を身につけた社会のリーダーとなる専門家の育成をめざしています。
本学科の教育の特徴は、管理栄養士養成課程に必要な多数の実験や臨地実習を含む長時間にわたる実験?実習が必修であることです。実験科学を基盤とした上で生活や社会との接点を重視するため、本学に入学する学生には、忍耐強く実験?実習に取り組めること、自ら考え行動できること、他者とコミュニケーションをとりながらものごとを進められることを望みます。高等学校では、理数系の基礎をしっかり履修すること並びに生活に即した学習を重視すること、具体的には、理科については物理基礎?物理、化学基礎?化学、生物基礎?生物のうち2科目以上を、数学については数学I?II?A?B?Cを履修しておくこと、家庭科や体育などの実技科目にも積極的に取り組むことを求めます。

選考方法
一般選抜 前期日程

大学入学共通テスト(6教科8科目)と本学の個別学力検査(数学、理科、外国語)において、自然科学をはじめとする幅広い基礎学力を評価します。

一般選抜 後期日程

大学入学共通テストの成績を重視します。面接では本学における勉学意欲や適性の確認、自然科学系の基礎知識に関する質問をすることもあります。面接はABC評価により、合格判定の資料とします。

人間生活学科

本学科では、豊かな人間生活の実現を担う人材の育成を、「生活社会科学」、「生活文化学」という相互に関連する2つのアプローチを通して追求します。①生活社会科学:地域社会から国際社会まで、多元的な社会環境を視野に入れて、家族、消費者、女性、高齢者、子ども、制度と政策の問題などの生活と社会及びその関係についての社会科学的視点から分析し、政策の立案?提言を探究します。②生活文化学:人間にとって最も身近な服飾と住居、工芸、デザインなどの生活造形を生み出し、子どもを育んできた生活文化の歴史と現在について、比較文化的?民俗学的?歴史学的?保育学的視点から考察し、理解を深めます。これらの人間生活に関わる諸課題に関心があり、問題意識と研究意欲を持っている人、錯綜する現代の生活状況の中で、人間性を重視した社会を築くために貢献したいと考えている人、潤いのある生活を実現しようという熱意を持っている人を歓迎します。本学科を志望する人は、人間生活学科の2つのアプローチを踏まえ、高等学校において地理歴史?公民などの社会科系の科目をしっかりと履修していることはもちろんのこと、英語、数学、国語をはじめ、高等学校における教科科目を偏り無く履修していることを強く望みます。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

書類による第1次選考と、その合格者に対する第2次選考の2段階で行います。第1次選考では、調査書、志望理由書、推薦書によって基礎学力や専門領域への適性を評価します。第2次選考の面接(口述試験を含む。) では論理的思考力?自己表現力?志望領域に対する問題意識などを総合的に評価します。合格判定は、出願書類と第2次選考の成績を総合して行います。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、外国における学校生活から学んだこと、それを本学入学後にどう活かそうと考えているのかが問われます。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかどうかを判断します(6又は7教科8科目)。個別学力検査(外国語および国語又は数学の2教科)によって、大学での学修に必要不可欠な基礎的知識と思考力?表現力を評価します。

心理学科

心理学は、 人間の心理的プロセスを科学的に解明し、エビデンスに基づいて人々の生活する環境や社会の課題解決を目指す学問領域です。この目的を理解して、人間の行動と心に関する科学的な見方と深い洞察力を磨き、現代の生活環境や社会の諸問題に取り組む研究意欲のある人、心の発達や健康への心理臨床的支援を行うことで社会に貢献しようという熱意のある人の進学を歓迎します。
志望する人は、高等学校において、国語?英語(外国語)?数学をはじめ、高等学校における教科科目を偏り無く履修していることを強く望みます。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

書類による第1次選考と、その合格者に対する第2次選考の2段階で行います。第1次選考では、調査書、志望理由書、推薦書によって基礎学力や専門領域への適性を評価します。第2次選考では心理学に関する小論文と面接(口述試験を含む。) によって総合的に判断します。
帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、外国における学校生活から学んだこと、それを本学入学後にどう活かそうと考えているのかが問われます。
第2次選考では心理学に関する小論文と面接(口述試験を含む。) によって総合的に判断します。合格判定は出願書類と第2次選考の成績を総合して行います。

一般選抜 前期日程

大学入学共通テストによって、幅広い基礎的な知識?技能を身につけているかどうかを判断します(6又は7教科7科目)。個別学力検査(外国語および国語又は数学の2教科)によって、大学での学修に必要不可欠な基礎的知識と思考力?表現力を評価します。

共創工学部

人間環境工学科

人間環境工学科は社会課題の解決に向けて、主に社会科学知と工学?テクノロジを協働させることで社会イノベーションを推進する力の育成を目標とします。イノベーション推進には、技術開発に留まらず、ロジックモデルを用いることでプロセス全体を見通せることが求められ、この点が従来の工学とは異なる新しさとなります。
人間環境工学科においては、次のような学生を求めます。
1.人々との協働のもと、イノベーションの社会実践を通じて新たな価値の創成にチャレンジする女性リーダーを目指す人。
2.持続可能な環境を構想するために求められる科学的思考力と設計力を修得するのに必要な、理科系を中心とする基礎学力を持つ人。
3.自然科学?工学と人文学?社会科学の協働、データサイエンスやICT(情報通信技術)に強い興味を持ち、人間、環境、材料分野などの工学系分野に関する専門知識の修得に意欲のある人。
4.環境や社会から独自に疑問を見出す課題発見力と科学技術を用いた工学的アプローチによる問題解決策の発想力?設計力(デザイン力)を身につけたいと考える人。

選考方法
前期日程

大学入学共通テストでは、文理の双方について、高校で修得すべき幅広い基礎知識と基本的な思考力を評価します(国語、地歴公民、数学、理科、外国語、情報の6教科)。
個別学力検査では、専門分野の内容を理解し、さらに掘り下げるために必要な教科について、知識と思考力?表現力を評価します。受験者には数学IIIについて履修していることを望みます。
自然科学の基礎知識を重視し、数学と英語を必須とします。さらに数学(数学IIIを含む)と理科(物理、化学、生物)の計4科目から2科目を選択します。

後期日程

大学入学共通テストでは、文理の双方について、高校で修得すべき幅広い基礎知識と基本的な思考力を評価します(国語、地歴公民、数学、理科、外国語、情報の6教科)。
自然科学系の基礎知識を確認するため、大学入学共通テストの成績を重視します。面接では本学における勉学意欲や適性の確認、自然科学系の基礎知識に関する質問をすることもあります。

文化情報工学科

文化情報工学科は、人間の文化に関する知(人文知)をデータサイエンスや工学と協働し、文化のイノベーションを推進する力の育成を目標とします。
文化情報工学は、人文知に工学を協働させることにより生み出される、人間の文化を尊重する新しいタイプの工学です。情報?工学技術を用いて、文学、言葉、芸術、思想、歴史、地理などに関する多種多様な情報をデジタル化(収集?生成?可視化)し、分析を行い、新たな作品や価値を創出します。
文化情報工学科においては、次のような学生を求めます。
1. 文化情報工学は、これまで別個に考えられてきた文化、情報、工学の協働を目指します。文理の別に拘わらず、人間や社会で生起する事象に対する幅広い知的好奇心と、データや論理的思考で自ら解明していく意欲及び探究力を持っており、その結果を社会での発信や実践につなげる意志を持つ人。
2. 人間の文化や社会に関心を持ち、コンピュータや情報通信技術に興味を持ち、自分の手でものを作ることが好きな人。
3. データサイエンスの基礎知識を用いた社会や文化の分析に関心を持ち、将来、データサイエンスや情報通信技術の知識や技能を活用する職業につきたい人。
4. 文化の創造に関心を持ち、データサイエンスや工学の基礎知識や技能を用いた作品の創造や発信、多様な人々との協働を通じた社会での実践を志す人。

選考方法
学校推薦型選抜、帰国生徒?外国学校出身者特別選抜

出願書類によって第1次選考を行います。第1次選考では、高校での学習状況と志望理由が本学科の受け入れ方針と合致しているかどうかを中心に判定します。第2次選考では、小論文と面接により、文化情報工学の学修に必要とされる基礎学力と応用力、思考力と対話力を総合的に判定します。小論文は、課題文の読解とそれに対する自分の考えを述べる課題と、データサイエンス?工学の考え方の理解を問う2つの課題からなり、読解力、表現力、論理の展開力を判定します。面接(口述試験を含む)では、本学科の分野に対する関心や問題意識の高さ、及び自らの志向と個性を相手に的確に伝えるコミュニケーション能力を評価します。帰国生徒?外国学校出身者特別選抜では、学校推薦型選抜と同様の基準と判定に加えて、外国における学校生活から何を学んだのか、及びそれを本学の入学後にどのように活かそうと考えているのかが問われます。

前期日程

大学入学共通テストでは、文理の双方について、高校で修得すべき幅広い基礎知識と基本的な思考力を評価します(国語、地歴公民、数学、理科、外国語、情報の6又は7教科8科目)。
個別学力検査では、専門分野の内容を理解し、さらに掘り下げるために必要な教科について、知識と思考力?表現力を評価します。
英語を必須とし、国語又は数学を選択します。英語では大学での専門的知識の習得や情報交換、思考の涵養に欠かすことのできない英語の基礎能力を評価し、国語では文化情報工学にかかわる学問分野の専門書や学術論文などの内容を理解するために求められる読解力と自分の考えを正確に相手に伝えるための表現力を、数学では基本となる知識?技能や論理的思考を展開するための能力を評価します。国語又は数学を選択できるようにすることで、文系?理系の双方の志望者が、対等な条件(配点)で受験できるようにしています。

本学の教育理念と総合型選抜(新フンボルト入試)アドミッション?ポリシー

お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、総合的な教養と高度な専門性を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。そのため、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育、専門教育における複数プログラム選択履修制度、およびキャリア教育を3つの柱とする教育を展開しています。
こうした本学で学ぶことを志す意欲的で可能性に満ちた学生を受け入れるために平成29年度入試から導入された総合型選抜「新フンボルト入試」は、第1次選考のプレゼミナールと第2次選考の図書館入試?実験室入試の二段構えからなる、受験者の資質を丁寧にじっくりと見極めるユニークな入試です。
プレゼミナールでは文系?理系のさまざまな授業から一つを選んで、大学の授業を実際に体験してもらいます。文系では、プレゼミナールでのレポートと他の提出書類を評価して第1次選考を行い、第2次選考の「図書館入試」では附属図書館の資料を駆使してのレポート執筆とグループ討論や面接を通じて論理力や課題探究力?独創性などを評価します。理系はプレゼミナール参加は任意で、書類選考のみの第1次選考のあと第2次選考の「実験室入試」において、各学科の専門性に即した実験や実験演示、データの分析等の課題を課したり、高校での学びを活かした課題研究発表などを行ってもらい、探究する力を評価します。文系も理系も、いわゆるペーパーテストでは測れない潜在的な力(ポテンシャル)、単なる知識量の多寡ではなく知識を「応用」する力を評価します。
この新フンボルト入試を通して、基礎学力をしっかり身につけたうえで広く深くものごとを探究することのできる人、入学してからの学修で、さらには社会に出てから、あるいは大学院に進んで研究を続けていくなかで、ますますその才能を磨き伸ばしていけるような、豊かな可能性を持つ人を求めています。

求める人物像

本学での勉学に強い意欲と専門性を磨いていくために必要となる十分な基礎的学力を持っていること。そしてそれに加えて、文理を問わずさまざまな事象に強い知的好奇心を持ち、そこで課題を自ら発見し、それを粘り強く探究していく力、独創的な解を導けるようなポテンシャルを備えている人を受け入れたいと思います。
具体的には、以下の項目のいずれかひとつ以上に当てはまる方を求めます。
1. 知識や意見を人に伝え、実践するためのコミュニケーション能力や応用力を備えている。
2. 真理の探究と価値の創造に対する憧憬と幅広い興味?関心を持っている。
3. 自分の将来と社会の未来へのビジョンを明確に持っている。
4. グローバルな視野を持って思考し、国際的な場での活動を希望している。

学科のアドミッション?ポリシー

文教育学部

人文科学科

人文科学科は、人類のさまざまな歩みの中から、未来の英知につながるあらゆる現象を広く文化としてとらえる人間の知の総合学を志しています。深く幅広い知識を修得し、それらに立脚したオリジナルな問いを自ら見つけだし、必要な資料?データを粘り強く収集?整理したうえで、独自の論理を築きあげる力。勉学を続けていく場合でも、社会に出て活躍する場合でも必ず求められるこうした総合的な力を広く養成することが、本学科の目標です。
高校では、さまざまな教科や科目について幅広く学ぶと同時に、自分の関心を持ったテーマについて自主的に読書や調査を行うことを通じ、知的探究の面白さを経験してきてほしいと思います。いわゆる「指示待ち」型ではなく、物事を多面的に考えられる柔軟な思考力を持ち、独創的な解に到達しようとする意欲のある学生の皆さんの入学を希望します。
総合型選抜では、英?数?国の基礎学力をバランスよく備え、自分の将来像をある程度、具体的に持っている学生を望みます。

言語文化学科

言語文化学科では、日本語?日本文学、中国語圏言語文化、英語圏言語文化、仏語圏言語文化という4つのフ?ロク?ラムを開設しており、当該の言語の深い理解と高度な運用能力を身に付けることを目指し、それぞれの言語圏の文学や文化の本格的な分析を行います。そのためにこれらプログラムのいずれにおいても、文理両分野における十分な基礎学力と、旺盛な好奇心と、言葉への愛着を持ち、主体性と協働性を持って行動できる学生を求めます。

人間社会科学科

人間社会科学科では、人間について深い理解を持ち、その理解を現実的な場面で役立てていこうとする意欲ある人を求めます。当学科には、人間の発達について多角的に考えたり(教育科学)、人間の意識や行動の社会的側面を考えたり(社会学)、子どもが育つ環境や文化について考える(子ども学)という、3つの研究領域がありますが共通しているのは、自分を含めた「人間」に対するあくなき好奇心です。人間に関わる諸問題を学問的に解明したり、そこで得られた知識を実際に役立てていきたいと考える学生の進学を期待します。
高校ではさまざまな教科や科目について幅広く学んでください。特に、国語?英語(外国語)?数学は、大学での学修と研究にとって大変重要な基礎的能力を育成するのに必要です。また、地歴?公民や理科の学習を通じて、人間について深く考える姿勢と能力を身につけた学生を歓迎します。

グローバル文化学(環)プログラム

グローバル化する現代社会の課題を、①地域研究?地域文化、②多文化交流?多文化共生、③国際協力?国際関係、という3つの領域を組み合わせることで、動態的に捉え、実践的に学んでいこうというのが、グローバル文化学のコンセプトです。
その特徴は、文教育学部の3つの学科(人文科学科?言語文化学科?人間社会科学科)のいずれの学生も、主プログラムとして選択できることです。また、所属学科のいずれかの副プログラムを履修することで、学際的な学びができます(各学科の学生数の15%程度を上限とします)* 。このような特徴から「学環」と呼んでいます。
この学環での学修を希望する人は、自分の関心や得意分野にそって、受験する学科を選んでください。カリキュラムなど、さらに詳しい情報を知りたい人は、文教育学部グローバル文化学環のホームページにアクセスしてみてください。
*ただし、人間社会科学科は教育科学?子ども学コースを除きます。

理学部

数学科

数学は、あらゆる現象の背後にある数や図形の永久に変わらない真理を追究する学問です。それを学ぶことで、魂を揺さぶる美しいものや実生活で役に立つものに出会い、また世界を見通すための厳格な論証法を身につけられると考えます。
本学総合型選抜で求める人物像に加えて、上記のような観点から、数学科では主に以下のような目標を持った人を求めます。
?教師や研究者のように数学を職業としたい人
?数理的な素養を生かして社会を支える仕事につきたい人
?とにかく数学に対して意欲を持って勉強したい人
志願者に求めるのは以下のことです。
?高校での数学を十分に理解し、大学での講義に必要な数学の知識を身につけている。
?文章から数学的な意味を読み取ることができる。
?自分の考えを数学的、論理的な文章に表現して相手に伝えられる。

物理学科

自ら考えて問題を見つけ出し、自ら考えてこれを解決する学生を希望します。
更に、豊かな人間性とともに、他人との協調性に優れた人格が望まれ、忍耐力も必要です。卒業後には物理学の勉学を通して培った、「物事の法則を発見しそれを応用する能力」を各方面で発揮し、社会において指導的役割を果たす女性となることを期待しています。総合型選抜では、物理学に強い興味を持ち、物理コンテストなどへ積極的に参加した経験も評価します。また、大学での物理の授業を履修するうえで、高校での物理及び数学の十分な習得は必須ですので、これらの科目は指定科目になっています。

化学科

“化学”は、原子?分子をなかだちとして自然科学のあらゆる分野と密接に関連しており、その領域は数学?物理学の理解が不可欠な分野から、さらに生物学や地球科学の知識の必須な分野まで広がっています。したがって、高校では化学のほかにこれらの基礎となる数学や物理学の学習を通し、論理的な思考力の基礎をしっかりと身につけることに加え、生物学や地球科学を学び、広く自然科学の知識を身につけておくことが必要となります。また“化学”においては、実験と研究は表裏一体をなすものであることから、入学後には、実験を重視し、1年次から3年次にわたり、多様な化学の各分野についての実験科目を必修として課しています。さらに4年次に進むと、これらの実験科目の集大成と実際の化学研究の現場に参画してもらう意味を込めて、卒業研究が行われます。
以上のことに鑑み、この総合型選抜では、“化学”を学ぶために必要な基礎的な学力に裏打された“化学”への深く強い興味と関心に基づく積極的な学習意欲に加えて、実験に主体的に取り組み、その結果を整理し、論理的に考察し、結論を引き出す力を評価します。

生物学科

生物学では、多種?多様な“生き物”の複雑で多様な生命現象を研究します。そのためには、いろいろな視点から考えることができる柔軟な思考力と、それを支える幅広い基礎知識が必要です。したがって、高校生時代を通して、理系、文系を問わず、教科科目を幅広く学び、論理的思考や知的好奇心をはぐくんでいることを希望します。また、“生き物”の複雑で多様な生命現象を観察し、“生き物”と忍耐強く対話し、自ら考え、自ら問題を見つけ、試行錯誤しながらこれを解決する意欲とパワーを持つ学生を希望します。“生き物”に関する理解と関心を深め、より多くの知の蓄積に貢献できる人材に育つことを期待しています。総合型選抜では特に、“生き物”の謎に対する探究心を重視し、生物学のさまざまな領域において高い問題意識を持って、積極的かつ行動的に自ら探究した経験を評価します。また、自然科学を広く学習して、科学的な基礎知識や考え方を備えていることも評価します。入学後は、1年生から研究室に入って研究ができる環境がありますので、生物学科のカリキュラムと合わせて、生物学の専門性を高めることを希望します。

情報科学科

情報科学はコンピュータの出現によってその存在と価値が確かめられた「情報」と呼ばれる概念を、エネルギーや物質と並ぶ世界の主要な構成要素として認識し、その生成、管理、利用に関する原理を探究する新しい学問分野です。今日、その応用は自然科学や工学のみならず、社会科学や人文科学にも及んでいます。この奥深さを理解し、これまでの成果を学びたい人、さらに今後の進展に積極的に貢献したい人にぜひ進学してきてほしいと思います。情報科学は、これまでの数理科学や自然科学の考え方を偉大な先達として独自の方法論を展開しようとしていることから、広くかつ深い理系のセンスが問われます。情報科学を通じて21世紀の科学技術を支えるのは自分たち女性だと心底思っている人、あるいは思いたい人、あるいはそういわれて「そうなんだ」と今気づいた人を大歓迎します。
情報科学科の先輩たちの中には、有名な国際会議において自分の研究を発表してきた人達が少なくありません。これは深い専門的素養を身に付けた上でのたゆまない研究が可能としたものです。入学してから輝かしい活躍をするためには、まず情報科学の専門教育に励むことが必要です。入試の要件に数学I、II、III、A、B、Cの全てを課しているのは、これを可能にするために最低限必要なことであり、講義や演習もこれらを習得していることを前提にして行われます。また情報科学では、ほとんどの新しい知識は英語で発信されるので、普通に情報科学を学ぶのにも基本として英語の実力が不可欠です。そして、一つの専門分野に閉じこもらず広くいろんな分野に通ずる学際性も必要です。理科の少なくとも1科目を要求しているのは学際性を支える最低の要件であり、その趣旨を全うするためには、本当は、少なくとも理科3科目を履修してきて欲しいところです。情報科学科では、高校で意欲的に学んできた、やる気に満ちた学生を歓迎します。

生活科学部

食物栄養学科

食物栄養学科は、豊かな食生活や健康な社会の実現に向けて、食物と栄養や健康に関する科学的視点と実践力を身につけた社会のリーダーとなる専門家の育成をめざしています。そのために食物と栄養に関する様々な学問分野において、分子、遺伝子、細胞レベルから人間栄養学的なものまで幅広く教育研究を行っています。
本学科の教育の特徴は、管理栄養士養成課程に必要な多数の実験や臨地実習を含む長時間にわたる実験?実習が必修となっていることです。実験?実習科目は1、2年より開講され、特に3年生の午後は毎日実験?実習が当てられています。所定単位を取り、本学科を卒業すると、栄養士資格が取得できると同時に、管理栄養士の国家試験受験資格と食品衛生監視員の任用資格が得られます。また、栄養教諭(一種)免許を取得することも可能です。
本学科の教育研究は実験科学を基盤とした上で生活や社会との接点を重視するため、本学に進学する学生には、忍耐強く実験?実習に取り組めること、自ら考え行動できること、他者とコミュニケーションをとりながらものごとを進められることを望みます。高等学校では、理数系の基礎をしっかり履修すること並びに生活に即した学習を重視すること、具体的には、理科については物理基礎?物理、化学基礎?化学、生物基礎?生物のうち2科目以上を、数学については数学I?II?A?B?Cを履修しておくこと、家庭科や体育などの実技科目にも積極的に取り組むことを求めます。

人間生活学科

本学科では、豊かな人間生活の実現を担う人材の育成を、「生活社会科学」、「生活文化学」という相互に関連する2つのアプローチを通して追求します。①生活社会科学:地域社会から国際社会まで、多元的な社会環境を視野に入れて、家族、消費者、女性、高齢者、子ども、制度と政策の問題などの生活と社会及びその関係についての社会科学的視点から分析し、政策の立案?提言を探求します。②生活文化学:人間にとって最も身近な服飾と住居、工芸、デザインなどの生活造形を生み出し、子どもを育んできた生活文化の歴史と現在について、比較文化的?民俗学的?歴史学的?保育学的視点から考察し、理解を深めます。これらの人間生活に関わる諸課題に関心があり、問題意識と研究意欲を持っている人、錯綜する現代の生活状況の中で、人間性を重視した社会を築くために貢献したいと考えている人、潤いのある生活を実現しようという熱意を持っている人を歓迎します。本学科を志望する人は、人間生活学科の2つのアプローチを踏まえ、高等学校において地理歴史?公民などの社会科系の科目をしっかりと履修していることはもちろんのこと、英語、数学、国語をはじめ、高等学校における教科科目を偏り無く履修していることを強く望みます。

心理学科

心理学は、人間の心理的プロセスを科学的に解明し、エビデンスに基づいて人々の生活する環境や社会の課題解決を目指す学問領域です。この目的を理解して、人間の行動と心に関する科学的な見方と深い洞察力を磨き、現代の生活環境や社会の諸問題に取り組む研究意欲のある人、心の発達や健康への心理臨床的支援を行うことで社会に貢献しようという熱意のある人の進学を歓迎します。
志望する人は、高等学校において、国語?英語(外国語)?数学をはじめ、高等学校における教科科目を偏り無く履修していることを強く望みます。

共創工学部

人間環境工学科

人間環境工学科は社会課題の解決に向けて、主に社会科学知と工学?テクノロジを協働させることで社会イノベーションを推進する力の育成を目標とします。イノベーション推進には、技術開発に留まらず、ロジックモデルを用いることでプロセス全体を見通せることが求められ、この点が従来の工学とは異なる新しさとなります。
人間環境工学科においては、次のような学生を求めます。
1.人々との協働のもと、イノベーションの社会実践を通じて新たな価値の創成にチャレンジする女性リーダーを目指す人。
2.持続可能な環境を構想するために求められる科学的思考力と設計力を修得するのに必要な、理科系を中心とする基礎学力を持つ人。
3.自然科学?工学と人文学?社会科学の協働、データサイエンスやICT(情報通信技術)に強い興味を持ち、人間、環境、材料分野などの工学系分野に関する専門知識の修得に意欲のある人。
4.環境や社会から独自に疑問を見出す課題発見力と科学技術を用いた工学的アプローチによる問題解決策の発想力?設計力(デザイン力)を身につけたいと考える人。

文化情報工学科

文化情報工学科は、人間の文化に関する知(人文知)をデータサイエンスや工学と協働し、文化のイノベーションを推進する力の育成を目標とします。
文化情報工学は、人文知に工学を協働させることにより生み出される、人間の文化を尊重する新しいタイプの工学です。情報?工学技術を用いて、文学、言葉、芸術、思想、歴史、地理などに関する多種多様な情報をデジタル化(収集?生成?可視化)し、分析を行い、新たな作品や価値を創出します。
文化情報工学科においては、次のような学生を求めます。
1. 文化情報工学は、これまで別個に考えられてきた文化、情報、工学の協働を目指します。文理の別に拘わらず、人間や社会で生起する事象に対する幅広い知的好奇心と、データや論理的思考で自ら解明していく意欲及び探究力を持っており、その結果を社会での発信や実践につなげる意志を持つ人。
2. 人間の文化や社会に関心を持ち、コンピュータや情報通信技術に興味を持ち、自分の手でものを作ることが好きな人。
3. データサイエンスの基礎知識を用いた社会や文化の分析に関心を持ち、将来、データサイエンスや情報通信技術の知識や技能を活用する職業につきたい人。
4. 文化の創造に関心を持ち、データサイエンスや工学の基礎知識や技能を用いた作品の創造や発信、多様な人々との協働を通じた社会での実践を志す人。

学科のアドミッション?ポリシー (私費外国人留学生特別選抜)

文教育学部

人文科学科

人文科学科は、人類のさまざまな歩みの中から、未来の英知につながるあらゆる現象を広く文化としてとらえる人間の知の総合学を志しています。深く幅広い知識を修得し、それらに立脚したオリジナルな問いを自ら見つけだし、必要な資料?データをねばり強く収集?整理したうえで、独自の論理を築きあげる力。勉学を続けていく場合でも、社会に出て活躍する場合でも必ず求められるこうした総合的な力を広く養成することが、本学科の目標です。
入学前には、さまざまな教科や科目について幅広く学ぶと同時に、自分の関心を持ったテーマについて自主的に読書や調査を行うことを通じ、知的探究の面白さを経験してきていただきたいと思います。いわゆる「指示待ち」型ではなく、物事を多面的に考えられる柔軟な思考力を持ち、独創的な解に到達しようとする意欲のある方の入学を希望します。とくに留学生には、異なる文化圏で生活?勉学することから掴むもの、そして他の日本人学友へのフィードバックを期待します。
人文科学科には、哲学?倫理学?美術史、比較歴史学、地理環境学のプログラムがあり、入学後、自分が何を学びたいのかを見極め、1年次末に人文科学科の各プログラム又はグローバル文化学のいずれかの主プログラムを選択します。入学後は一般の学生と同じカリキュラムを受講していくわけですから、それについていくだけの日本語能力と基礎学力が必要となります。
実際の入学試験では、日本留学試験及び本学の学力検査(外国語)の成績、最終出身校の成績証明書、及び口述試験の結果などから総合的に合否を判定します。日本留学試験及び本学の入学試験では、日本語の能力を初めとして、高等学校卒業水準の全般的な基礎学力を見ます。口述試験では、これまで学んできたこと、入学後の勉学の計画と意欲、人文科学科で何を学びたいのかなどについて質問し、それらの問いに的確に応答できるかといった点を評価の対象とします。

言語文化学科

皆さんは生まれて以来、家庭や社会て?の生活の中て?自分の母語を操る力を獲得してきました。また学校て?は、母語に加えて外国語の授業も受けてきたて?しょう。そして、同時に、心揺さふ?る文学作品にもいろいろと出会ってきたことと思います。そういった経験の中て?言葉や文学の美しさ、不思議さを感じてきたことでしょう。
言葉や文学の美しさへの感動、不思議さへの好奇心は、また?漠然としたものて?あるかもしれません。言語文化学科て?の学習?研究は、皆さんの好奇心を明確なことは?て?形にし、さらにそれを解き明かしていく方法を皆さんに示してくれるはす?て?す。いったんそのような方法に目を開かれたならは?、言語も文学もこれまて?よりさらに面白く、驚きに満ちたものて?あることに皆さんは気つ?くに違いありません。また、皆さんは言語のみて?なく、それを支える各地域の文化や思想についても学ふ?ことになるて?しょう。異なる文化圏から来られる皆さんにとっては、異文化間の交流ということも興味のあるテーマて?はないて?しょうか。そうした事柄についても、せ?ひ本学科て?学習してほしいと思います。
言語文化学科は、言葉に愛着を持ち、以上述へ?てきたような学習?研究に興味を持ち、そのための訓練に耐えられるた?けの十分な基礎学力と、旺盛な知的好奇心と、言葉への愛着を持ち、主体性と協働性を持って行動できる学生を求めます。
言語文化学科て?は、日本語?日本文学、中国語圏言語文化、英語圏言語文化、仏語圏言語文化という4つのフ?ロク?ラムを開設しています。入学後、自分か?何を学ひ?たいのかを見極め、1年次末に主フ?ロク?ラムを決定することになります。
選考は、語学能力と全般的基礎学力を測るために、日本留学試験の点数を参考とし、また外国語の試験、面接による口述試験か?課されます。口述試験て?は、質疑を通して、本学て?の学習計画なと?を的確に相手に伝えられるかと?うかといったコミュニケーション能力や自己表現力を判断します。さらに最終出身校て?の成績なと?を加えて総合的に合否を判定します。

人間社会科学科

本学科には、人間の発達について教育科学的、総合的に考えたり、人間の意識や行動の社会的側面を考察したり、子どもが育つ環境や文化について考えるなどの、様々な研究アプローチがありますが、共通しているのは、自分を含めた「人間」に対するあくなき好奇心です。人間に関わる諸問題を学問的に解明したり、そこで得られた知識を実際に役立てていきたいと考える学生の進学を期待します。本学科を受験するにあたっては、様々な教科や科目について幅広く学んできてください。特に、日本語?英語(外国語)?数学は、大学での学修と研究にとって大変重要な基礎的能力として必要です。このほか社会科学(地理、歴史、公民など)や自然科学(理科)の学習を通じて、人間について深く考える姿勢と能力を身につけた学生を歓迎します。
人間社会科学科では、教育科学、社会学、子ども学のプログラムを設けています。入学後、各プログラムの特徴と自分の関心とを精査検討し、1年次末にいずれかの主プログラム又はグローバル文化学主プログラムを選択することになります。
出願資格には、日本留学試験を受験した者であることを定めています。この日本留学試験によって、日本語能力と、幅広い基礎的な知識?教養を身につけているかどうかを判断します。また入学試験では、大学での研究に必要不可欠な基礎的能力と日本語能力を身につけた志願者を得るために、外国語の学力検査と口述試験を行います。

芸術?表現行動学科

本学科は、人間の芸術及び表現行動としてのパフォーマンスとその学問的研究との両方を、同時に追求しようとする貪欲な人を求めています。本学は小規模ながらも総合大学ですから、その特性を十分に利用して、「自ら」多様な可能性を切り開こうという積極的姿勢が要求されます。
本学科では、舞踊や音楽の理論と実技の双方の習得を目的とし、4年一貫で履修する専修プログラムを設け、複数プログラム選択履修制度をとっておりません。受験の際に選択したコース(専修プログラム)を履修します。
実際の入学試験では、日本留学試験及び本学の学力検査(外国語)の成績、最終出身校の成績証明書、及び実技検査の結果などから総合的に合否を判定します。

舞踊教育学

本専修プログラムは、舞踊を中心にスポーツから日常動作にいたる人間の身体活動や表現について、理論と実践の両面から積極的に研究を進めることのできる、両者のバランスの取れた、エネルギッシュな人材を求めています。

音楽表現

音楽は人間の感性に関わるとともに、高度に知的社会的な活動であり、人間の営みに深く根づいています。本専修プログラムは、勉強も実技もきちんとやってみたい、そんな贅沢な悩みを抱えている人に開かれています。

グローバル文化学(環)プログラム

グローバル化する現代社会の課題を、①地域研究?地域文化、②多文化交流?多文化共生、③国際協力?国際関係、という3つの領域を組み合わせることで、動態的に捉え、実践的に学んでいこうというのが、グローバル文化学のコンセプトです。
その特徴は、文教育学部の3つの学科(人文科学科?言語文化学科?人間社会科学科)のいずれの学生も、主プログラムとして選択できることです(各学科の学生数の15%程度を上限とします )* 。また、所属学科のいずれかの副プログラムを履修することで、学際的な学びができます。このような特徴から「学環」と呼んでいます。
この学環での学修を希望する人は、自分の関心や得意分野にそって、受験する学科を選んでください。カリキュラムなど、さらに詳しい情報を知りたい人は、文教育学部グローバル文化学環のホームページにアクセスしてみてください。
*ただし、人間社会科学科は教育科学?子ども学コースを除きます。

理学部

数学科

数学は、あらゆる現象の背後にある数や図形の永久に変わらない真理を追究する学問です。それを学ぶことで、魂を揺さぶる美しいものや実生活で役に立つものに出会い、また世界を見通すための厳格な論証法を身につけられると考えます。
このような観点から、数学科では主に以下のような目標を持った人を求めます。
?教師や研究者のように数学を職業としたい人
?数理的な素養を生かして社会を支える仕事につきたい人
?とにかく数学に対して意欲を持って勉強したい人
志願者に求めるのは以下のことです。
?高校での数学を十分に理解し、大学での講義に必要な数学の知識を身につけている。
?文章から数学的な意味を読み取ることができる。
?自分の考えを数学的、論理的な文章に表現して相手に伝えられる。

物理学科

自ら考えて問題を見つけ出し、自ら考えてこれを解決する学生を希望します(もちろん、必要になれば教員の適切な助言及び指導を受けることができます)。また、豊かな人間性とともに、他人との協調性に優れた人格が望まれ、忍耐力も必要です。 卒業後には物理学の勉学を通して培った、「物事の法則を発見しそれを応用する能力」を各方面で発揮し、社会において指導的役割を果たす女性となることを期待しています。しかしながら究極的には、「物理学を学んで生き生きと充実した人生を送ること」が最も大切と考えています。

化学科

化学は、原子?分子をなかだちとして自然科学のあらゆる分野と密接に関係しており、その領域は数学?物理学の理解が不可欠な分野から、さらに生物学や地球科学の知識の必須な分野まで広がっています。したがって、化学科の志願者は、高校では化学のほかにこれらの基礎となる科目、特に、数学?物理?生物を幅広く履修して、理論的思考力や自然科学の基礎知識をしっかり体得しておくことが望まれます。また、英語で書かれた文献を読みこなす語学力も要求されますので、高等学校での英語の十分な学習が必要です。入学後には、専門の学習や研究の基盤となる実験能力を養うため、学生実験を重視しています。
これらを踏まえて、入学試験においては、総合的理解力をその評価基準とします。

生物学科

生物学では、多種?多様な“生き物”の複雑で多様な生命現象を研究します。そのためには、いろいろな視点から考える柔軟な思考力とそれを支える幅広い基礎知識が必要です。したがって、高校生時代を通して、理系、文系を問わず、教科科目を幅広く学び、論理的思考や知的好奇心をはぐくんでいることを希望します。また、“生き物”の複雑で多様な生命現象を観察し、“生き物”と忍耐強く対話し、自ら考え、自ら問題を見つけ、試行錯誤しながらこれを解決する意欲とパワーを持つ学生を希望します。“生き物”に関する理解と関心を深め、より豊かな知の財産を築ける人に育つことを期待しています。

情報科学科

情報科学はコンピュータの出現によってその存在と価値が確かめられた「情報」とよばれる概念を、エネルギーや物質と並ぶ世界の主要な構成要素として認識し、その生成、管理、利用に関する原理を探究する新しい学問分野です。今日、その応用は自然科学や工学のみならず、社会科学や人文科学にも及んでいます。
この奥深さを理解し、これまでの成果を学びたい人、さらに今後の進展に積極的に貢献したい人にぜひ進学してきてほしいと思います。情報科学は、これまでの数理科学や自然科学の考え方を偉大な先達として独自の方法論を展開しようとしていることから、広くかつ深い理系のセンスが問われます。情報科学を通じて21世紀の科学技術を支えるのは自分たち女性だと心底思っている人、あるいは思いたい人、あるいはそう言われて「そうなんだ」と今気づいた人を大歓迎します。

生活科学部

食物栄養学科

食物栄養学科は、豊かな食生活や健康な社会の実現に向けて、食物と栄養や健康に関する科学的視点と実践力を身につけた社会のリーダーとなる専門家の育成をめざしています。そのために食物と栄養に関する様々な学問分野において、分子、遺伝子、細胞レベルから人間栄養学的なものまで幅広く教育研究を行っています。
本学科の教育の特徴は、管理栄養士養成課程に必要な多数の実験や臨地実習を含む長時間にわたる実験?実習が必修となっていることです。実験?実習科目は1、2年より開講され、特に3年生の午後は毎日実験?実習が当てられています。所定単位を取り、本学科を卒業すると、栄養士資格が取得できると同時に、管理栄養士の国家試験受験資格と食品衛生監視員の任用資格が得られます。また、栄養教諭(一種)免許を取得することも可能です。
本学科の教育研究は実験科学を基盤とした上で生活や社会との接点を重視するため、本学科に進学する学生には、忍耐強く実験?実習に取り組めること、自ら考え行動できること、他者とコミュニケーションをとりながら物事を進められることを望みます。高等学校では、理数系の基礎をしっかり履修すること並びに生活に即した学習を重視することを望みます。
選考では、試験の成績と口述試験の結果及び日本語能力を総合して判定します。

人間生活学科

本学科では、豊かな人間生活の実現を担う人材の育成を、「生活社会科学」、「生活文化学」という相互に関連する2つのアプローチを通して追求します。①生活社会科学:地域社会から国際社会まで、多元的な社会環境を視野に入れて、家族、消費者、女性、高齢者、子ども、制度と政策の問題などの生活と社会及びその関係について社会科学的視点から分析し、政策の立案?提言を探求します。②生活文化学:人間にとって最も身近な服飾と住居、工芸、デザインなどの生活造形を生み出し、子どもを育んできた生活文化の歴史と現在について、比較文化的?民俗学的?歴史学的?保育学的視点から考察し、理解を深めます。これらの人間生活に関わる諸課題に関心があり、問題意識と研究意欲を持っている人、錯綜する現代の生活状況の中で、人間性を重視した社会を築くために貢献したいと考えている人、潤いのある生活を実現しようという熱意を持っている人を歓迎します。
本学科を志望する人は、日本語を十分に学習しているとともに、人間生活学科の2つのアプローチを踏まえ、高等学校において地理、歴史、 政治、経済などの社会科系の科目をしっかり履修していることはもちろんのこと、英語、数学をはじめ、高等学校における教科科目を偏り無く履修していることを強く望みます。

心理学科

心理学は、人間の心理的プロセスを科学的に解明し、エビデンスに基づいて人々の生活する環境や社会の課題解決を目指す学問領域です。本学科では、心理学における実験や調査による基礎?実証的なアプローチと、対話やカウンセリングによる臨床?実践的なアプローチの両者から、研究と教育に取り組みます。
この目的を理解して、人間の行動と心に関する科学的な見方と深い洞察力を磨き、現代の生活環境や社会の諸問題に取り組む研究意欲のある人、心の発達や健康への心理臨床的支援を行うことで社会に貢献しようという熱意のある人の進学を歓迎します。
本学科に入学した学生は、1年次より、心理学主プログラムを選択することになります。一定の基準に従い、公認心理師受験資格に必要な科目を履修することも可能です。
志望する人は、日本語の学習とともに、高等学校において、英語(外国語)?数学をはじめ、高等学校における教科科目を偏り無く履修していることを強く望みます。

共創工学部

人間環境工学科

人間環境工学科は社会課題の解決に向けて、主に社会科学知と工学?テクノロジを協働させることで社会イノベーションを推進する力の育成を目標とします。イノベーション推進には、技術開発に留まらず、ロジックモデルを用いることでプロセス全体を見通せることが求められ、この点が従来の工学とは異なる新しさとなります。
人間環境工学科においては、次のような学生を求めます。
1.人々との協働のもと、イノベーションの社会実践を通じて新たな価値の創成にチャレンジする女性リーダーを目指す人。
2.持続可能な環境を構想するために求められる科学的思考力と設計力を修得するのに必要な、理科系を中心とする基礎学力を持つ人。
3.自然科学?工学と人文学?社会科学の協働、データサイエンスやICT(情報通信技術)に強い興味を持ち、人間、環境、材料分野などの工学系分野に関する専門知識の修得に意欲のある人。
4.環境や社会から独自に疑問を見出す課題発見力と科学技術を用いた工学的アプローチによる問題解決策の発想力?設計力(デザイン力)を身につけたいと考える人。

文化情報工学科

文化情報工学科は、人間の文化に関する知(人文知)をデータサイエンスや工学と協働し、文化のイノベーションを推進する力の育成を目標とします。
文化情報工学は、人文知に工学を協働させることにより生み出される、人間の文化を尊重する新しいタイプの工学です。情報?工学技術を用いて、文学、言葉、芸術、思想、歴史、地理などに関する多種多様な情報をデジタル化(収集?生成?可視化)し、分析を行い、新たな作品や価値を創出します。
文化情報工学科においては、次のような学生を求めます。
1. 文化情報工学は、これまで別個に考えられてきた文化、情報、工学の協働を目指します。文理の別に拘わらず、人間や社会で生起する事象に対する幅広い知的好奇心と、データや論理的思考で自ら解明していく意欲及び探究力を持っており、その結果を社会での発信や実践につなげる意志を持つ人。
2. 人間の文化や社会に関心を持ち、コンピュータや情報通信技術に興味を持ち、自分の手でものを作ることが好きな人。
3. データサイエンスの基礎知識を用いた社会や文化の分析に関心を持ち、将来、データサイエンスや情報通信技術の知識や技能を活用する職業につきたい人。
4. 文化の創造に関心を持ち、データサイエンスや工学の基礎知識や技能を用いた作品の創造や発信、多様な人々との協働を通じた社会での実践を志す人