お茶の水女子大学ジェンダー研究センター(IGS)は、2007年1月から3月まで、ウェイン州立大学准教授のハイディ?ゴットフリート教授を客員教授としてお迎えすることになりました。
ゴットフリート教授は労働社会学をご専門とされ、特に労使関係や社会保障論を中心に研究されています。日本の労働問題にも明るく、雇用慣行と男女間の職域、職種の違いに関する研究もなさっています。
これまで多数の著作を発表されており、代表的な著作としては、Gendering the Knowledge Economy: Comparative Perspectives, Palgrave Macmillan (共著、2006)、Equity in the Workplace: Gendering Workplace Policy Analysis, Lanham: MD: Lexington Press (共著、2004)があり、さらにFeminism and Social Change: Bridging Theory and Practice, University of Illinois Press (編者、1996)は1999年に雑誌Choiceから優れた学術書として表彰されました。
今回、ゴットフリート教授は「ジェンダー?労働?政治」をテーマに、4回にわたって夜間セミナーを行います。ゴットフリート教授の研究は、社会科学や人文科学を専門とする研究者また労働政策に携わる政府関係者に加え、実際に労働の現場で働いていらっしゃる方々にも興味深く、示唆に富むものと思われます。本セミナーは各回独立したテーマを持ち、途中回からの参加も可能です。皆様お誘いあわせの上、ご参加ください。