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2016年11月11日更新
吉本哲郎さんは、水俣に生まれ、水俣市役所に勤める中で、水俣病の患者さんと出会います。たくさんの学者が水俣病を調べに水俣に来たのに、自分たち市民は何も知ろうとしなかったという反省が、「地元のことを地元の人たちが、自らの足と目と耳で調べる」地元学の構想へとつながっていきます。今、地元学のネットワークは、日本全国に広がり、地域から日本を変えようという草の根の動きが生まれています。
外部の資本や補助金に頼る「ないものねだり」の開発ではなく、地域に生きる 人びと自身が「あるもの探し」をし、日々の生活文化を創る主体となっていこうという 吉本さんのメッセージは、私たちの固定観念を根源的に揺さぶる力をもっています。
この講演は、地域開発論(熊谷担当)の授業の一環ですが、受講生以外の学生?教員の皆さんの来場も歓迎します(事前申し込みは不要)。ぜひご参加ください。
日時 | 2016年11月17日(木曜日)午後3時~4時30分 |
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会場 |
共通講義棟3号館1F 第1講義室(事前申し込み不要) |
講師 |
吉本哲郎(地元学ネットワーク主宰) 1948年生まれ。宮崎大学農学部卒業。1971年から水俣市役所に勤務。企画課、環境対策課課長、水俣病資料館館長などを経て2008年に退職。 |
お問合せ先 |
熊谷圭知 お茶の水女子大学 文教育学部 グローバル文化学環 |