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2018年10月25日更新
「新フンボルト入試」導入後3回目となるプレゼミナールを2018年9月29日(土曜日)?30日(日曜日)に実施しました。2日間で、受験生173名を含むのべ480人が参加してくれました。
このプレゼミナールは、受講者をAO入試の受験生だけに限定するのではなく、広く高校2?3年生にも開放して行う点に大きな特徴のひとつがあり、受講生にお茶大の校風や大学という知的世界を実地に体感してもらえる機会ともなっています。
プレゼミナール1日目は、文系諸分野から6つのセミナー、理系からは7つのセミナーを開講し、担当の教員がそれぞれ熱のこもった授業を行いました。1日目のセミナー受講者は364名にのぼります。
2日目は、台風接近というあいにくの悪天候のなか、受験生以外の高校2?3年生を対象とした図書館情報検索演習を午前、午後に開講し、また理学部生物学科では大学院生による研究ポスター発表と教員による自主研究課題相談会を行い、のべ116名が参加してくれました。
従来の入試は、大学が受験生を一方的に選ぶだけのもの、受験生にとっては合否がすべて、というものだったと思います。それに対してこの新型AO入試は、(誤解を怖れずに言えば)「合否にかかわらず」何かを得られる入試、大学での学びとはどういうものであるかを体験し、その上でお茶大でぜひ学びたい、と思ってもらえるような入試を目指しています。来年もこの新フンボルト入試に、多くの意欲的な高校生がチャレンジしてくれることを期待しています。