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2026年1月15日更新
人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻教育科学コース2年の太田朝弓さんが、2025年10月10日に、在カンボジア日本大使館でカンボジア教育省初等教育局に自主制作の350冊の絵本を寄贈し、同省から感謝状を受け取りました。
小学4年生のときに地元の福島県で東日本大震災に遭った太田さんは、カンボジアのバッタンバン州の農村バダク村から義援金が届けられたことに心を打たれ、高校生になりカンボジアの人々に恩返しをする「サンキュ-?カンボジア?プロジェクト」を立ち上げました。以来、姉や従姉妹、友人らの協力を得て、絵本を翻訳する活動やお絵かきや縄跳び、音楽活動などで、情操教育の楽しさを現地に伝えてきました。
2020年にはバダク村の子どもたちが描いた絵にカンボジア語のストーリーをつけたオリジナル絵本『バダク村のかずえほん』を制作。今回の絵本『チュムくんのぼうけん』はこれに続く2冊目です。首都プノンペンをはじめ7州の小学校に配布されることになりました。カンボジアではカンボジア語の本が少なく、多くは英語の本で、特にカンボジア語の絵本はとても貴重だそうです。カンボジアの子どもたちが描いた絵を用いるという、一方的な援助ではない協働の姿勢が、教育省からも称賛されました。太田さんの2冊の絵本は、グローバル文化学環とグローバル協力センターの図書室に置かれています。
Certification of Appreciation(感謝状)第1254号
「チュムくんのぼうけん」の制作と寄贈
太田朝弓、ほか(2025)