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お茶の水女子大学歴史資料館で企画展  「関東大震災とお茶の水女子大学本館?校舎焼失からの復興?」を開催

2011年10月20日更新

 お茶の水女子大学歴史資料館では、平成23年10月1日より14日まで「関東大震災とお茶の水女子大学本館−校舎焼失からの復興−」と題した企画展を開催しました。これは、今年3月に発生した東日本大震災から復興への願いを込めて企画したものです。
 お茶の水女子大学の前身である東京女子高等師範学校は、お茶の水(現:文京区湯島)にありましたが、大正12年9月の関東大震災で校舎を焼失し、文京区大塚に校地を移して、現在に至ります。展覧会では、焼失した校舎、焼跡に建設された仮校舎、復興を祝う祝賀会などの写真をはじめ、震災当日に校舎から搬出されて焼失を免れた教務?庶務関係の重要書類、当時の様子を克明に記録した日誌などを展示しました。
 また、震災からの復興事業の中心であった大学本館(昭和7年竣工)の見どころマップを作成し、紹介しました。10月13日にはギャラリートーク及び大学本館の見どころツアーを実施し、在学生?卒業生から、研究者、一般の方々まで、幅広い来場者があり、当時の大学関係者の復興にかけた熱意と努力に共感の声が寄せられました。また、附属図書館でも、連携企画「関東大震災とお茶大図書館」と題した企画展示を行い、震災直後に同窓会から多くの図書が寄贈されたことを示す原簿や、寄贈された図書などを展示しました。

歴史資料館については、こちらをご覧ください。
お茶の水女子大学 歴史資料館

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