LA|現場の声|ジェンダー 21 福祉・エコノミーとジェンダー
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ジェンダー 21 福祉・
エコノミーとジェンダー(演習)
クラス
全学科
履修年次
1 〜 4年
授業形態
演習
単位数
2.0
学期
前期
曜日
月曜
時限
3.0〜4.0
教室
生活本館 315室
読替
教職総合演習
毎年開講
ジェンダー 21 福祉・エコノミーとジェンダー(演習):
藤崎 宏子
[生活科学部 人間生活学科 生活社会科学]
LA科目を担当して
LAの演習の特徴は、理系の学生も含めて多様なバックグラウンドの学生が参加すること、そして1年生が中心であること。このことを前提として、決められたテーマのもとで私自身の関心も活かし、「ケア」と「家族」をジェンダー視点から考えることを目標に、文献講読を中心に進めています。
演習科目なので、はじめに受講生にいうのは、「主役は学生」だということです。教員がほとんど口を挟む余地がなかった、しゃべらないうちに終わってしまった、という日は、うまくいった証拠なのだと。全員が、「自分がいなければこの演習は成り立たない!」くらいの気概を持って、主体的に学ぶという姿勢で臨んでほしいと思っています。
主体的に学ぶということは、お膳立てが整えられ、与えられた知識や情報をそのまま受け入れるということではなく、自ら問題意識をもって課題を設定し、これをとことん探求するということです。また、社会科学の場合、ただ一つの「正解」というものはなく、解を求めるための方程式もありません。簡単にどこかに着地してしまわないで、視点を少しずつずらしながら、複眼的にものごとを考える習慣を身につけてください。多様な意見や見解が交錯する演習という場の醍醐味を、ぜひ味わってもらいたいですね。
学生の皆さんへ
他の誰とも同じでない、独自の知の体系を身につけてください。でも、それは“独り善がり”ということではありません。まずは課題を自分なりに考える。そして、他者の意見を聞く。見解が異なる場合は、ディスカッションをして、自らの知識や見解を相対化する。そうした作業を繰り返すことで、独自の知の体系が鍛え上げられていくことでしょう。
授業
(潜入ルポ?!)
この日のテーマは「ケアする/しない権利」。その日担当のグループによる司会で、授業は進行していきます。 私などのように、親の介護がいつ目前に転がり込んできてもおかしくない年齢とは違い、学生には遠い先の話のようなテーマかと思っていましたが、考えを改めました。各々の発表や、学生の意見を聞いているうちに、自分が介護だけがケアではないということを、理屈でわかっていても、きちんと把握していなかったことを思い知らされ、恥ずかしい思いでした。
取材:教育企画チーム
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all illustration by 横山ふさ子